デトックススープに入れてはいけない野菜は？ダイエット効果も紹介

デトックススープを作ってみたいけれど、入れてはいけない野菜があれば知りたいという方は多いのではないでしょうか。

また、デトックススープの効果や、ダイエットできるのかどうかについても気になるところだと思います。

そこで今回は、デトックススープに入れてはいけない野菜やデトックススープの効果などについて調べてみました。

デトックススープにおすすめの野菜や食材についてもご紹介していきますので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速みていきましょう。

デトックススープに入れてはいけない野菜はある？

デトックススープに入れてはいけない野菜というのは基本的にないようです。

しかし、SNS上には、芋類やとうもろこしはデトックススープには入れないほうが良いという声が複数ありました。

デトックススープ材料。芋類以外の野菜なら何入れても！引用元：X-@sede472ki

デトックススープ ダイエットルール今読み返してみたら、スイートコーンはだめって書いてあった。引用元：X-@michicorpo

これは、芋類やとうもろこしのカロリーの高さに理由があるようです。

（参考１）：文部科学省−第2章　日本食品標準成分表　PDF（日本語版）

他の野菜をみてみると、トマト（果実、生）で19kcal、キャベツ（結球葉、ゆで）で20kcalなので、いかに高いかがわかります。

デトックススープでニキビができるって本当？

そもそもデトックスとは、体内の老廃物や毒素を排出することを指します。

デトックスによって体の中の悪いものが出ていくのであれば、なんとなく体に良い影響を及ぼしそうということはイメージできますよね。

しかし、口コミを調べていると、デトックススープを飲むとニキビができるという気になる声が聞かれました。

デトックススープ2日目。顔に一気にニキビできた　引用元：X-@yupicurean

これは「好転反応」という、体が健康に戻るために起こる一時的な症状である可能性があります。

デトックススープにおすすめの野菜・材料

デトックススープにおすすめの野菜や材料を以下にまとめてみました。

それでは、これらの野菜・材料がなぜデトックススープにおすすめなのか、一つずつみていきましょう。

きのこ

デトックススープにおすすめの野菜、一つ目はきのこです。

きのこにはカリウムが豊富に含まれているため、体内の余分な塩分を尿と一緒に排出してくれます。（参考２）：全国健康保険協会−高血圧・むくみでお悩みの方は大注目！！「カリウム」（令和5年5月）

さらに、きのこには食物繊維も豊富に含まれているため、老廃物や毒素を吸着して便とともに排出してくれます。

トマト缶

トマト缶は簡単に味付けできるため、デトックススープを飽きずに飲むために重宝される材料です。

実はこのトマト缶にもカリウムや食物繊維が豊富に含まれているため、デトックスという側面でもピッタリの材料です。

また、トマト缶はうまみが強いため、塩を使わなくても味が決まりやすいというメリットもあります。

老廃物や毒素は腎臓でろ過されて尿中へと排出されるため、減塩すれば腎臓への負担が減り、老廃物や毒素が溜まりにくくなります。（参考３）：NHK健康チャンネル−腎臓を守るおいしい減塩料理のコツ　動脈硬化を予防して健康長寿へ

豆乳

豆乳もトマト缶と同様、デトックススープの味変に重宝される材料です。

また、豆乳には乳酸菌の餌となるオリゴ糖が豊富に含まれています。

そのため、腸内環境が整うことで便通が良くなり、デトックス効果が期待できます。

大根

大根にもカリウムや食物繊維が豊富に含まれているため、デトックススープにおすすめです。

特に食物繊維は、大根の根よりも葉に多く含まれています。（参考１）：文部科学省−第2章　日本食品標準成分表　PDF（日本語版）

玉ねぎ

玉ねぎには食物繊維とオリゴ糖が豊富に含まれているため、腸内環境を整えてくれます。

また、玉ねぎには血液をサラサラにしてくれる「硫化アリル」という成分も含まれています。（参考４）：JAきたみらい−玉ねぎの豆知識

そのため、デトックススープに玉ねぎを入れると、血流が改善され、効率よく老廃物や毒素を排出することができます。（参考５）：大協薬品工業株式会社−血行不良

▼野菜の甘みを活かしたデトックススープの作り方の動画です。

デトックススープの効果

デトックススープに期待できる効果を以下にまとめてみました。

便秘の解消やダイエット、肌荒れ改善など、体に良い効果がたくさんあるようです。

それでは具体的な内容を一つずつみていきましょう。

便秘の解消が期待できる

水分不足に陥ると便が硬くなり、便秘を引き起こしてしまいます。（参考６）：ゼリア新薬−なぜ便秘になるの？

そのため、デトックススープで水分を補うことで便が柔らかくなり、便秘の解消が期待できます。

ダイエットできる？痩せる？

食物繊維はダイエットにも役立ちます。

というのも、食物繊維を多く含む食材は噛みごたえがあるため、自然と噛む回数が多くなります。

すると、早食いが防止されたり満腹中枢が刺激されて満腹感を得やすくなったりするため、ダイエット効果が期待できます。（参考７）：大正製薬−食べないダイエットはリバウンドのもと！ 食物繊維でかしこくダイエット

また、食物繊維はブドウ糖の吸収を遅くして、食後の血糖値の急上昇を抑える働きがあります。（参考８）：NHK健康チャンネル−たんぱく質・食物繊維で血糖値を下げる おすすめの食材やレシピ

血糖値が急上昇してしまうとインスリンがたくさん分泌され、血中の糖分を脂肪に変換して体に溜め込んでしまいます。

肌荒れの改善が期待できる

便秘になると老廃物が腸の中に溜まり、肌荒れをしやすくなります。

そのため、デトックススープによって便秘が解消されると、肌荒れの改善も期待できます。

さらに、血流が滞るとお肌へ栄養が十分に届かなくなるため、やはり肌荒れをしやすくなります。

そのため、デトックススープに血流改善効果のある野菜を入れることでも、肌荒れの改善が期待できます。

脂肪燃焼スープはご飯と一緒に食べてもいい？

脂肪燃焼スープダイエットを行なう場合は、通常のデトックススープではなく、使う食材が決められた「脂肪燃焼スープ」を用います。

そして1週間のプログラム（食事のメニュー）もきっちりと決められています。

このプログラムに従って脂肪燃焼スープを飲む場合、白米はNGですが、7日目であれば玄米を食べても大丈夫です。

しかし、緩やかにダイエットがしたい場合など、脂肪燃焼スープをこのプログラムどおりに食べない方も多いと思います。

そんな場合は、もちろん白米を含め、ご飯と一緒に食べても大丈夫です。

こちらでご紹介した内容を参考に、ぜひデトックススープや脂肪燃焼スープを取り入れてみてくださいね。

▼参考にしたページ一覧

（参考１）：文部科学省−第2章　日本食品標準成分表　PDF（日本語版）

（参考２）：全国健康保険協会−高血圧・むくみでお悩みの方は大注目！！「カリウム」（令和5年5月）

（参考３）：NHK健康チャンネル−腎臓を守るおいしい減塩料理のコツ　動脈硬化を予防して健康長寿へ

（参考４）：JAきたみらい−玉ねぎの豆知識

（参考５）：大協薬品工業株式会社−血行不良

（参考６）：ゼリア新薬−なぜ便秘になるの？

（参考７）：大正製薬−食べないダイエットはリバウンドのもと！ 食物繊維でかしこくダイエット

（参考８）：NHK健康チャンネル−たんぱく質・食物繊維で血糖値を下げる おすすめの食材やレシピ